第一章 淡き青と淡き海

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「浮島を作りますか……」  環境を破壊すれば、保護局から罰せられてしまう。 「住民と同じ浮島を造って、そこから小型船を飛ばすか」  造ったものならば、小型船の離陸後に沈んでも構わない。  無計画であったが、 いざとなったら、亜空間を抜けてソニアに戻る。 亜空間の移動は、あれこれ危険であるので、極力避けたい。 特に、俺達は再び孝太郎の亜空間に捕まる危険性が高い。 「ソニアからの指示と俺達の引き揚げを響紀、 海上に俺と時季が降りる」  鍋の具材を、新人が持ってきてくれた。 鬼城にも新人が増えてきたように感じる。 しかし、鬼同丸は人員が少ないので、新人でも戦力にならなければ辛い。
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