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足を掲げられ、膝の後ろにキスされる。
時季の前で、こんな日差しの中で、
自分でも制御できない部位は、見つめられていた。
そんな場所、見つめるようなところではない。
「……喰いちぎるぞ」
「どうぞ。俺は、大和に命を捧げていますからね」
命を捧げても、それとこれとは別問題だろう。
でも、
覚悟はしていても、歯を食いしばっても、呻きが漏れる。
どうしても、この押し入る感覚は慣れない。
入れたくないと、全身が拒否すると、
時季は、微笑んでキスをしてきた。
「俺の大和、五羅に勝って、俺は絶対に手に入れる」
覚悟のような気持が見える。
五羅は、鬼城一の使い手で、
五羅と同等でさえ、死んだ六沙くらいしか見たことがない。
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