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「響紀は回収した実験船の処理、解体か爆破も頼む」
「了解」
鍋を終了すると、ソニアに帰ろうかと玄関に出た。
すると、そこで百武に遭遇してしまった。
つい身構えてしまったが、
今日は、何も悪い事はしていない、筈。
「……やはり、鬼同衆の部屋は使用したくないですか?」
誰もいない三階を見るのは、確かに辛い。
「使用したくないわけではなくて、
鬼同衆の部屋は、一部屋しか空いていないし、
その一部屋もトイレと風呂の横だから、わざと開けてある」
「そうですか。
住みたくないというわけではないのですね?」
百武が、頷いていた。
「俺達、銀狐たちと住もうか?」
銀狐は離れを造り住んでいた。
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