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「ここの責任者は誰?」
通信してみたが、返事はなかった。
「無視か」
しかし、次の瞬間、船からバラバラと人が降りていた。
「へ?下、海だよ」
地上には袈裟丸もいる。
「我々は攻撃の意思はない。ここにある、蘇り薬が必要なのだ」
どこで、その情報を得たのだろうか。
政府の目を盗み、ここに伊礼樺はやってきた。
「待て。話を聞こう」
攻撃の意思がないのならば、この船団は何なのか。
「袈裟丸、ソニア、攻撃を中断する。
伊礼樺、この星から出ろ」
この星からでないと、政府がやってくる。
「了解した」
降りてしまった人は、まとめて氷河の上にでも乗せておく。
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