第一章 淡き青と淡き海

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「あ、すんません。どうぞ」  左雨は邪魔でしたかと頭を下げ、俺を中に入れようとした。 「俺が、鬼城 大和だよ。頭領代行、で、 鬼同丸が何だって?」 「大和さんですか、良かった。 鉄鎖の頭領に、今日からお前たちは鬼同丸だと言われたっす、 けどね、自分よりも弱かったら嫌でしょ?」  左雨は、俺を上から下まで見て、大きな溜息をついた。
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