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「流石、天才五羅様の愛したお方ですよね、
どこもかしこも、非の打ちどころなく、かっこいいです」
そこで、左雨が殴りかかってきたが、
それは流石に避けられる。
すかさず榛名も、俺を幻影で取り囲むが、
それも簡単に破れる。
俺は、二人を殴り飛ばして、玄関から追い出した。
「俺の持っている一番技を、
もう一度おさらいしてから来い」
今度は二人は正座して玄関に座ると、深々と頭を下げた。
「何も使わずに、全部避けられるとは思いませんでした。
これから、よろしくおねがいいたします」
全部?反射的に避けていたが、玄関の屋根は大破していた。
百武から、湯気が登っている。
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