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「銀狐は、S級がいないでしょう。
まず、S級になれる可能性が高いのは、比企と枸杞です。
袈裟丸さんには悪いけど、御卜はA級止まりでしょう。
S級の仕事ならば、実績を付けさせてください」
御卜は、戦闘では弱いかもしれないが、他の道もあるであろう。
俺は、無理だとは言ったことはない。
「あのな、A級止まりならば、鬼同丸に入れないよ」
左雨は、頭を下げ、言い過ぎましたと訂正した。
「訂正します。
袈裟丸さんに守られているだけならば、A級以下です」
さらに、きつい言い方になった。
御卜と何かあったのだろうか。
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