第二章 淡き青と淡き海 2

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 御卜とも何度か仕事をしているが、そう気になる悪い点はない。 癖のない人材であった。 「分かった。基本、三人で行く。 できれば、姶良と伊万里と、心吾を付けて欲しい」 「了解した」  百武が中に入って行った。 「俺は、鬼城に住んでいたというだけで、Aランクにすぐになれるというのも、 反対ですよ」  どうも、左雨と榛名は、 鬼城に住んでいたというだけで、優遇されてきた人材を嫌っていた。 俺もそうだが、外部の星の出身は、待遇は悪い。
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