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各自、生活が整ったところで、やっと静かになった。
寺内、的場に、菜園と農場?の管理を任せ、
他は各種担当を持たせる。
「心吾か……」
心吾も新人であるが、どうにも態度は大きい。
他の新人とも、一線を画していた。
「資材倉庫のチェックから、やらしてみたらどう?」
心吾は、亜空間使いを目指しているが、
宇宙船の操縦は出来そうであった。
ならば、資材倉庫のフォークリフトなども、運転できるであろう。
「そうだね」
心吾は、嫌とも言わずに、倉庫へ向かって行った。
実験船の沈む惑星、ビナマナカハナは、
表面が全て水に覆われた星であった。
気温は、二十度前後、
二十時間が昼で、他の星が横切る二時間が夜になる。
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