第二章 淡き青と淡き海 2

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「伊万里、亜空間に取り込んだ実験船をどう処理するのか検分を頼む。 基本は解体したいけど、無理ならば爆破したい。 姶良、実験船の分析を頼む。危険な物質があったら困る」  この実験船の資料がないので、安易に爆破ができない。 亜空間とはいえ、危険であることには違いがない。 「御厨、解体の時は、伊万里と連携して処理を頼む。 袈裟丸、新人の体術の基礎をみてやって、 大丈夫そうだったら、鬼城の体術から鬼同丸の体術まで教えてやって」  基本の体術がないと、全てが出来ない。 「ビナマナカハナでは通信ができない。アンテナがないから。 通信は亜空間でいく」  この際、A級にも亜空間の通信を教えておこう。
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