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島は、小島であったが、それなりの大きさはある。
島の外れには、大量の魚が干されていた。
その横に、魚用なのか、
倉庫か納屋のようなものが建っていた。
保存庫の横には、池があり、雨水を貯めているようであった。
「昼にはチーズも出すよ、一緒に食べよう」
昼にここに来ていたら、実験船の位置を探すのが遅れる。
「今、大量に食べたから、昼は大丈夫」
そもそも食べない時は、一週間程度は食事をしない。
「夜はここにおいでよ。安全だよ」
俺は、トーヤを見た。
ここに兄と住んでいるというが、兄の姿が見えない。
それこそ夜は、兄はどこに居たのだろうか。
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