第三章 君のいる島

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 島の杭に船を繋ぐと、夕暮れになっていた。 「大和、夕食はどうする?」  俺は、仲間と鍋は食べるが、 仕事中は一週間程度は平気で食べない。 「いや、大丈夫」  機材の点検をするかと、浜辺に出ようとすると、 トーヤが腕を掴んでいた。
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