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「……それから皆は、色々と変になった。
俺は、年をとっても、その時の姿のままでいる。
皆が俺を不気味だという。
長兄はみかねて、漁に連れてくる」
そうなのか、だから姿が子供のようなのか。
「……大和はきれいだ。初めて見た時は、夜の神かと思った。
ずっと、捕まえていたい」
俺の親父の火の屋も、姿を変えていない。
どういう論理なのかは分からないが、
シェリエの特性の一部なのかもしれない。
実験船には、何が搭載されていたのか。
機密というのは、何だったのか、とても気になる。
「ごめん、トーヤ。仲間と連絡を取ってくる。
戻ってくるから、外に出して」
「仲間?大和は仲間と来ているのか」
俺は、頷くと、中庭へと抜けてみた。
中庭ならば、トーヤも出してくれる。
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