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「当麻さん。
少し知りたいのですが、いいですか?
実験船が落ちて、年を取らない住人が発生しています」
亜空間経由で、当麻に連絡を取ってみた。
「いいですね。
でも、それは病気や怪我ではないので、案外、桜川さんが得意でしょうかね。
あっちは、義手や義足以外にも不老不死を追究していましたからね」
当麻は、桜川に連絡を取ってみるという。
「まあ、俺もおりて、島民の状況を調べましょうかね」
「ミイちゃんと、鶏も連れて来て」
ここでならば、物々交換に使用できる。
「変な使い道をしないでくださいね」
通信を切ると、夜になっていた。
日が無くなると、本当に寒い。
俺が肩をすくめると、
トーヤが布のようなものを掛けてくれた。
布なのか?紙のようなものであった。
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