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「砂袋というのは、どうやって入手するの?」
トーヤが倉庫から砂袋を出してくれた。
トーヤも時々、食べ物と砂を交換するのだそうだ。
「俺、砂袋が沢山欲しい、砂と交換できるかな」
トーヤに隠れて、亜空間経由で、手から砂を出す。
海ごと区画で取り込んだので、砂も大量に取れてしまった。
「どんな砂?」
トーヤが、俺の砂袋の中身を確認していた。
「いつの間にとっていたの?まあまあの良質だよね。
いいよ交換してくるよ」
他の砂袋にも、砂をつめた。
「さてと、寝るか」
トーヤが俺の腕を掴んで、部屋に連れてゆく。
部屋で眠るだけで、何もしては来ないが、
トーヤの目がしっとりとしていて、どぎまぎしてしまう。
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