第四章 南国と楽園
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散らばった機材を亜空間に取り込みながら泳ぎ、 船体の破片は周囲ごと取り込んだ。 金属反応が無くなったので、海上に出てみると、 乗って来た船が見えなくなっていた。 海は障害物がないが、波もあるせいか、船は全く見えない。 どの方向に泳ごうかと、再び金属探知機を手に取ると、 一艘の船が近寄ってきた。 しかも、俺の船を引っ張ってきている。
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