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しかし、トーヤは快く自宅に招待してくれた。
しかし、この人数では、食事も大変であろう。
俺は、せっせと浜に砂を足す。
砂の少なくなっていた浜が、元通りになった。
俺が満足して部屋に近付くと、トーヤが立って何かを見ていた。
「御卜?」
御卜は、動物の世話をしていた。
その姿をトーヤがじっと見つめている。
「……きれいというのは、御卜をさす言葉だろう?」
トーヤは顔を真っ赤にした。
「大和はきれい過ぎるけど、
御卜は隣にいてくれるみたいに優しい」
親しみやすいという意味であろうか。
確かに御卜は優しい姿で、親しみやすい。
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