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たとえば、
カレーの大盛りで困ってしまうのは、
ルーが普通盛りのままで、ごはんのみが大盛りの店だ。
はい、ごはんが多けりゃいいんでしょ、といわんばかりに、
ルーとごはんの量のバランスまでしったこっちゃないね、みたいに。
たとえば、
吉野家に大盛と特盛がある。
大盛りはごはん大に、牛肉が並みの１．５倍盛りだ。
特盛りはごはん大に、牛肉が並みの２倍盛りだ。
こういう説明があると、うれしい。
しかしここ１０年ほどの進歩か？
最近だとアタマの大盛りというごはんが並みで、
牛肉が大盛のメニューもあり、
こういうものだと食べるほうも安心だ。やっとこさ気づいたサービスだ。
テレビ番組のなかで大盛りを評判とするお店紹介で、
なんだかなーと思うのは、
カツ丼があるとすると、
厨房での調理風景で、
おばちゃんが、どんぶりにごはんをこれでもかっ！
これでもくらえっ！ と、食ってほしいのか、
残してほしいのかわからないお店があり、
見てるこちらは、ごはんの上に乗っかっているカツの量に期待してるのに、
そこをケチっていると、
ただのごはんの量が多いだけが評判なんじゃん、と悲しく思う。
で、ふと思う。
焼肉丼にしても、
カツ丼にしても、天丼にしても、ただ安い（天ぷらは、まあ・・・）
ただただ油まみれで胸やけのするものばかりだけども
たとえば、
鮭イクラ丼大盛りで、イクラが丼からあふれんばかりに！ とか、
ビーフステーキ丼大盛りで、
ビーフが山積みで肉汁がごはんにしみてます！ とか
ローストビーフ丼大盛りで、肉が牡丹の花びらでなってます！ とか
は、なかなかない。見たことがない。
そのメニューだと、ごはんをやたら大盛りにするのは、
それこそ恥ずかしい、けち臭い行為だとよくわかる。
が、不思議と、
焼肉食べ放題とか、しゃぶしゃぶ食べ放題とか、
すし食べ放題があって、
なんで鮭イクラ丼大盛ってものがないのだろう・・・
値段に応じた客がいないってことで、
大盛りイコール、庶民、ということなのかな？
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