「夢」なんたら・・・に怒っていいのか、悪いのか

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夢・・・という名のもの。 夢庵。 夢工房。 夢ハウス。 夢屋。 レッスル夢ファクトリー  ・・・つぶれました。プロレス団体です。 夢狩人・・・・・・プロレスのタッグチームです。消滅しました。 うーん・・・「夢」とか「愛」とか、 子供の名前につけるのなら、まだわからんでもないけども、 商品名に、飲食店にメニューにそれがついたら、嫌だな。 「夢そばください」 「夢うどんください」 「夢カレーください」 ・・・ああ、わかった。 「夢」は人によって、キラキラ希望に満ち溢れるもの。 が、人によって、「夢」は、なにをわざわざ、うさんくさい。 おしつけがましい! そう感じるのかもしれない。 「まごころ」「おふくろ」「こだわり」「やみつき」 これらの言葉もいやだ。 よく、飲食店の雑誌での紹介に、 編集のライターが5店に1店は必ずといっていいほど、 〇〇〇はとっても「やみつき」になります。 〇〇〇は店主自慢の「こだわり」です。 と書く。でもそれは、広告として、 チェックする店主へのコビであって、 読者には、なんにも感じなくなってきている。 それくらい、使い古された安い言葉に成り下がっている。 だから私も、それらの文字を見ると、 もやもや感があり、その例えようのない、もやもやさに、 怒っていいのか、どうしたらいいのかわからず、 よくわからないけど、怒りたくなる。 そんな、気がする。
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