桜の刻

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桜の刻

いくら閉じ込めようとしても、いくら押し込めようとしても、ぽたりぽたりと溢れ出てくる。僕の中にある器ではちっとも足りない。 気がついた時には、まるで洪水のように流れ出ていて、自分で止めるなんてできなくなくなっていた。 ごめんね、だけど、どうしても君のことが好きなんだ。 《桜の刻》
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