あたしが手にいれたもの。

11/15
前へ
/15ページ
次へ
高校は、都立。 デザイン、食品、農業を学べるところを選び、アルバイトで学費を支払って卒業にこぎつけることができた。 高校に入る前からあたしは病院に通うことになる。 とにかく息が苦しい、胃が痛い、記憶が飛んでしまう。 という状態が自分でもおかしいと思ったからだ。 そして、あたしが高校に進むと同時に、看護学校に進んだ姉。 姉は違う形で親からのプレッシャーと虐待でつぶれてしまっていた。 国体に出るほどの実力があった姉のスポーツを奪ったのは母親だ。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加