あたしが手にいれたもの。

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姉は期待されていた。 元ボクサーの父親は、姉の運動神経のよさに入れ込み、バレーボールをやらせた。 今でも自慢の姉だが、姉の動体視力と運動神経はずば抜けている。 教育などない家庭の中、姉の色々な才能はその後も発揮されることになる。 兄は、2才の時の交通事故で、片足が義足になりそれで歪んだ精神と2次元にハマっていくことになる。 最初の被害者はあたしだ。
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