144人が本棚に入れています
本棚に追加
大衆居酒屋に入るとすぐに佐竹が声を
かけて来た
「大沢、こっち!こっち!」
...チッ
俺は来た道を戻ろうとしたとき
慌てて佐竹が走り寄ってきた
「大沢、待てよ」
「おい、おまえ。騙したな」
「言わなかった!?」
「は?とぼけんなッ」
「大沢もそろそろ、新しい恋をしないと、
いい男なんだからさ」
「余計なお世話だ。帰る」
すでに俺の言葉なんて聞いていない
佐竹は奥の方を見て
「これで、みんな揃ったね」
佐竹は奥の席にいる女達に声をかけた
最悪だ。
最初のコメントを投稿しよう!