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ある日、魔王様が帰ると……… 「勇者、君も魔法使えるんだよね。水系で攻撃された時は驚いたよ!」 「えーそうっすかー?魔王様に褒められるとか照れちゃうー」 「あ、そうだよねぇ~ボクもビクビクしちゃったぁ~」 「西の魔王様、私の魔王様の城に入るな下さい。」 「………エクロ、表現、違う。」 そこは賑わっていた。 「貴様ら、今すぐここを出ていけ。それか理由を話せ。」 「あぁ、グラスノーレ、俺は帝国からの重要な話があって来たんだ!」 「俺は居候でーす。あ、パシリか。」 「ボクはただ、ノーレたんに会いたかっただけだよぉ?」 「……俺、ブリューの話、聞きに来た…」 「さ、西の魔王様だけお帰り下さい。」 「俺もデジールに同意する。」 「やだぁ………ねぇ、ブリュー、お願い、ボクもここにいて良いかなぁ……?」 「俺の城じゃないけどグラスノーレは優しいから許してくれるんじゃないか?」 「へぇ……ブリューって色目効かないんだね。つまんないのー」 「………ブリュー、そうゆう奴」 「なんか貶された気がするけど話すな、帝国が……というか、帝国の魔導師会が、また異世界の奴を召喚したらしい。」 「ふぅん……クズだねあいつら」 「…………召喚された側の人生、台無し」 「で?何人くらい召喚されたんだ。」 「ざっと数えて30だったかな、で………使えない…というか特殊な能力とか身体能力を持たずに召喚された奴が……27人だ。」 「うわぁ……またボク達が?」 「………酷すぎる。」 「上手く召喚出来ないんだったらするなって話だよな。」
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