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「ようこそ、東の魔王、ブリュレ様。私は心より歓迎致します。」 少し馬鹿にしたように笑って、人間の王は言う。 「ありがとうございます。今日は近頃の異世界者の召喚についてお話をしに来たのですが。」 「あぁ………そうですか。とりあえず、お食事をご用意してますから…ふっ、まぁ魔王様のお口に合うかわかりませんが。」 腹立つなコイツ。 周りの奴もそう思ったようだ。 「ちょっとぉ王様、ボクたちの事少し馬鹿にしすぎじゃなぁい?」 「あら、エクレール様でしたか。気が付きませんでした。」 「……………エクロ、馬鹿にした、潰す」 エクレールとカルムスゥがフードを脱ぎ捨てる。 「おやおや、三大魔王様がお揃いで……」 もう、限界だ。 三大魔王だぁ?馬鹿にしやがって 確かに俺は毎回来ないでコイツらに迷惑かけてるが。 自分の気分だけで何人もの異世界者の人生を潰す程馬鹿じゃねぇんだよ。 「…………何が、三大魔王だって?」 俺は、ゆっくりとフードから顔を覗かせた。
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