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「第一、貴方仮にも一国の王なんでしょう?毎日毎日来て、帰ったら国が滅んでたとかになったらどうするんですか。」 「ふふんっ、それは大丈夫なのだっ!!私の有能な執事は私が何処に居たとしても国の状況を伝えに来る使命があるからなっ!」 「魔王さーん、今、城の入り口にある落とし穴に人間がかかったみたいっすよー」 「それはもしかして有能(笑)な執事さんではありませんか?笑」 「お前っ!私の執事を馬鹿にするなぁっ!!」 「……おい、有能(笑)な執事とはコイツか?」 「ふぇっ………エンヴィ様ぁ~!たっ、助けて下さぁい!」 「北の魔王!私の有能な執事を離せっ!!」 「有能(笑)ですか。魔王様に捕まえられて手足バタバタしてるこれが笑」 「うっ、うるさいですっ!」 「ちょっと可哀想っすねー魔王さんが弱い者いじめしてるみたいっす」 「僕弱くないですよっ!!これでもギルドランクSあるんですからっ!」 「へぇー!凄いっすねー」 「だろう?私の執事は有能なのだっ!」 「凄さがわからないですね……」 「ランクとは何だ。」 「えぇ!?ランク知らないんですかぁ!?というかいい加減降ろして下さいよぉ!」 「………わかった。」 どさっ 「いたっ!」 「魔王さん(笑)それは(笑)可哀想っす(笑)」 「ばっ、馬鹿にしないで下さいっ!じゃあギルドランクの説明しますよっ!」
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