魔王様だって恋したい。

だ

「魔王様!!杉の木を殲滅してきました!!」

「デジール、ご苦労だな。」

「あのっ、おっ、おねっ、お願いを聞いて頂いてもっ、いいぃいぃ良いでしょうかっ!?」

「あぁ。」

「じゃっ、じゃあ……!!」

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「魔王様……可愛いですっ…はぁ……」

「……」

「そうっ……良いですよ、そのまま…………んっ…」

「何故、俺はアリスのコスプレをさせられている。」

「あっ……凄いです…魔王様！」

「何でお前は口調が変なんだ。」

「はぁ、はぁっ…………魔王様……凄く、良かったですよ………」

「何故写真を撮っただけでそんなに興奮している。そして言い方に語弊があるだろ。貴様、わざとだな。」

「はい。」

「許さな………」

「魔王様、アリスに成りきって!!もう一度そのセリフを……！」

「も、もうっ！許さないんだからねっ！………って何やってんだ俺はぁあああぁぁぁああぁあああぁぁぁあああ!!」

「……もう、許されなくても良い………というかお仕置きして…」

いつの間にかデジールが変態キャラになっていた件。