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「な、な、だっ、だれっ！？」
この状況に頭がついてこない。頭を抱え、必死に記憶を整理する。
(え、えっと、ここは僕の部屋で、起きたら女の子がっ！だ、だれ？)
「だ、だれ・・・・？」
ようやく少し状況が分かり、最優先の疑問を投げ掛けた。
「誰って・・・・フィーナだけど？」
「・・・・・・だれ？」
当然の如く名乗られ、知り合いかと記憶を辿るが、やはり見たことのない少女が目の前にいた。
白銀に輝く髪は長く、腰まで届いていた。紅色の大きな瞳、控えめな鼻、柔らかそうな薄い桃色の唇。
白く、きめ細かい肌は触れれば壊れてしまいそうだった。
(ん？銀の髪？)
何かが僕の中で警笛を鳴らしていた。
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