その者、覚醒する

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「それに」 「それに?」 璃瑠が一拍置いたので私は首を傾げた 「力が存在しない場所ってないでしょ」 私の頭には?が沢山浮かんでいる 「どういう事なの?」 「そのまんまの事 どんな世界でも必ず何かしらの力がある 無の世界でも無を保つ為の力『無力』がある 最早、力無くして存在は出来ないって事よ」 「なら、力を覚醒したら私って・・・」 「もっとも強い力を持った存在になるわ」 「どのくらい強くなれるの?」 「とりあえず、神様は全員勝てなくなるわ 後、力が同等かそれ以上のカテゴリーじゃないと負けない位ね でも私の【力】を完璧に扱えれば結果はある程度変わってくるわ」
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