【2】偶然の奇跡

14/25
219人が本棚に入れています
本棚に追加
/429ページ
尚人のを口の中で刺激し続けていると、自分が絶頂へと向かうのを感じる。 イクっ・・・そう思った直後、俺は圭の口の中へと吐き出していた。 飲み干した圭が、少しすると身体が熱いと言って倒れてしまう。 俺は口に咥えていた尚人のモノを離し圭を見ると、圭の能力が変化していくのを感じた。 え・・・? 修正してる? まじかよ。 じゃぁ俺が尚人のを飲むとどうなる? 尚人が俺のを飲んだら? 「尚人、お前も俺の飲んでみて。試したいことがある。」 「・・・わかった。」 俺と尚人は互いに互いのを咥え、それぞれの口の中へと吐き出した。 それを飲み込むと身体が熱くなってきて、何かが身体の中で起きているのだと感じる。 落ち着くまではどうなっているのかはわからないけれど。 しばらくすると、3人共落ち着いてきた。 俺と尚人は自分の服をもとに戻す。 圭を見てみると、あの時感じたことは間違っていなかった。 「やっぱり・・・。」 「瑞樹?やっぱりって?」 尚人が俺に聞き返してきた。 これは俺にしか見えないことなのだろう。 「圭が不完全な状態だったのが完全な状態になってる。」 「そういえば・・・。」 「それほんとに?」
/429ページ

最初のコメントを投稿しよう!