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もう大丈夫だろうことを確認した俺は、2人に布団を掛けてから部屋を出る。
先に蓮司さんに伝えておくべきかと思いテレパシーを繋ぐ。
“蓮司さん。起きてる?”
“・・・瑞樹か。どうした?”
なんとなく寝てたのかと、起こしてしまったらしいことに気づく。
“ごめん、起こした?李玖の両親に協力している遺能者の顔が見えたから写真か相手を直接見れば特定できると思う。後がいいなら、俺寝たい。”
“なるほど、後でいいよ。起きてから似顔絵描くなりして特定できるようにしよう。”
“わかった。俺、このまま寝るから。柚琉のほうはもう大丈夫。寝てるからそのままにしてきたよ。”
テレパシーを終えて俺は部屋に入り、ベッドに倒れこむようにして意識を飛ばした。
目が覚めた時にはお昼少し前で、起きていた雪也に外に出てきてもらい唇を重ねる。
俺の中にいた雪也には俺がしたいと思うことがもうわかっていたようで、おとなしく服を脱がされている。
服を脱がしながら、身体中にキスの雨を降らせていく。
手を滑らせては下半身で反応を示すそこには触れずに悶える雪也を楽しんでみる。
“瑞樹・・・早く・・・焦らさないで・・・。”
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