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瑞樹!いた!繋がった!
俺は瑞樹の思考へと自分の思考を繋げていき、自分へと引き寄せていく。
これで、瑞樹は目を覚ますはず。
あれ?身体が・・・、何かおかしくなっていく気がする?
“ばか!雪也、せっかく抑えてたのに・・・、これだけ濃厚な媚薬、お前どうなっても知らないぞ。・・・俺、抑えられる自信、ないからな!・・・っく・・・ヤバイ・・・もう、全身に・・・、行き渡って、る・・・。”
“媚薬!?嘘っ・・・あっ・・・。”
身体が熱い・・・、瑞樹・・・?
でも、瑞樹になら、何されても・・・いい、かな・・・。
瑞樹同様に全身に行き渡った媚薬によって、全身に熱を感じ、身体の奥が疼きだし、下半身で反応していくのを感じた。
瑞樹が移動するのがわかる。
でも、能力を使ってないことから、研究施設のどこか別の部屋なのだろうとは思う。
“お前な・・・、俺が、せっかく・・・理性を、保とうと・・・、必死、なのに・・・。”
“瑞樹・・・。”
俺は瑞樹に体内から引きずり出されて、ベッドに押し倒されていた。
瑞樹の理性が切れたことはすぐにわかったけれど、俺も限界だったこともあってされるがままになる。
深く長い口付けを受け入れ、俺たちは互いに服を脱いで肌を触れ合わせた。
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