【2】偶然の奇跡

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「そのあたりは今後の課題になるね。不完全な能力を持つOタイプが多くいるわけじゃないから、すぐに疑問が解決するかはわからない。あとは瑞樹が言った俺らの能力値が上がったってこと。これに関しては今後も調べていけるでしょ。」 今後も調べるってことは、定期的に飲みあうってことだ。 尚人ならいいか・・・。 「俺らのほうは試していったらいいだろうね。もしかしてって少し考えたこともあるけど、でもこれは試さないほうがいい気がする。」 「なんとなくわかった。俺は試してもいいよ?どうせ今日親帰ってくるの遅いし、やってみようか?」 まじかよ。 でも尚人の顔は本気に見えた。 俺は諦めて、試してみることにする。 「どっちが先?両方やらなきゃ意味ないだろ?」 「この場合、能力考えると瑞樹が先に受けだね。」 やっぱそうなるか。 考えてしまった俺も悪いから仕方ないけどな。 俺らは互いに服を脱ぎはじめ、尚人がローションを用意した。 ベッドに俺は横になる。 尚人はローションを手にとって指に絡め、自身を入れるその場所へと指を入れていく。 “すげー違和感。声聞こえるとまずいからこれで会話な。” “そのほうが無難だろうね。”
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