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きっとこれは、パートナーにする相手にも影響が出るだろう。
少しして落ち着いた尚人が動き出す。
「身体に少し違和感を感じる。やっぱ変化ありか。」
「1日に何度もやるのはやめたほうがよさそうだな。今日はこれが限界だろ。」
尚人が頷き、身体を拭くものをとってくると言って部屋を出て行った。
これは公にできるものじゃないな。
均衡が崩れていくだろう。
俺たちの中だけでの研究ということで留めておくべきだろうな。
初めての相手が尚人か。
一般人相手に出来ることじゃないしな・・・。
しばらくすると温かく濡らしたタオルを持って尚人が戻ってきた。
タオルを渡され、身体を拭いていく。
尚人は拭いてきたのか服を着始めている。
「嵌まりそうだな。パートナー出来るまで続きそう。」
「やっぱり瑞樹もそう思う?何気にパートナー出来ても続くかもよ?」
パートナーいてもやんのかよ。
まぁ研究ってこともあるから、何もしないわけにはいかないけど。
そのうちお金に余裕が出来たら、自身の体液で薬品作れるんじゃないかと思えてくる。
不完全な遺能者に関してはやってみる価値はありそうだ。
「尚人とは、身体の相性も悪くないし、研究にもなるし、続きそうだな。」
「やっぱり、そう思うだろ?」
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