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確かにそこから話題にしていけば、あの2人から何か聞けるかもしれない。
けれど俺は他の問題もあるからすぐにパートナーにとは言えないんだ。
大丈夫だとは思うんだけどな・・・。
「うん、いいかもしれない。あの2人最近一緒にいるみたいだし、今度は2人も交えてみてもいいと思う。」
俺は尚人の意見に賛成した。
一緒に寝たとしても隙を見せなければいい。
「俺はその時はパスするよ。何気に俺邪魔だろ?俺にパートナーいればいいけど、今は候補すらいないからな。あとで報告くらいしろよ。」
「まぁ、今のところ圭も安定してるままだし、なんとなくこのまま能力の安定が続く気がしないでもないんだよな。少しでもおかしいと思うことあったらすぐ連絡してこいよ。」
わかったという圭にまだ少し納得いかない部分はあるけれど、4人で泊りがけをすることを前提にどうするか考えることにした。
この日はこれで、帰ることにして、また後でと圭の所から帰る。
尚人にまた家に寄っていくように言われ、素直に頷いて尚人に続き家に入った。
今日もまだ誰も帰ってきてない家は静かで、一人でいるのが嫌なのかと内心思う。
けれど、それは違うことに気づく。
どうやら尚人は俺としたかったらしい。
そう頻繁にするわけでもない俺たちだけど、なんとなくパートナーのことは不安なんだろうと思った。
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