【3】パートナー

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出来るだけ早いほうがいいだろうとは思う。 夏休みまでもう1ヶ月はなく、外はすでに暑く夜になって涼しくなるくらいだ。 「早いほうがいいと思う。次の連休あたりはどう?」 「そうだな。2人に確認してみるか。場所はどうする?」 もしかしたら雪也のとこ使えるかもしれない。 ただ、布団が足りないんだよな。 「雪也が一人暮らししてるから聞いてみるか。布団は持ち込まないと寝る場所ないんだ。」 「布団の予備ならあるから持っていこうか?浅木に聞くほうが先だな。」 俺はその言葉に頷いた。 「大丈夫だったら布団は頼むよ。明日にでも聞くか。」 その時、俺の携帯が鳴った。 発信者を確認すると雪也の名前があり、どうしたんだろうと思うけれどタイミングとしてはいい。 「雪也?どうした?」 『よかった。出た。週末時間ある?』 週末何かあったかなと俺は考えたけど、何も思い浮かばなかったからきっと何もないなと思った。 「大丈夫だと思う。何かあるのか?」 『英志と話してたんだけど、俺と瑞樹と英志と赤坂の4人で遊ぼうってなって。どうせなら泊りもいいんじゃないかって、俺が一人暮らししてるって言ったら、俺のとこでって話になったんだけど、どうかな?』
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