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出来るだけ早いほうがいいだろうとは思う。
夏休みまでもう1ヶ月はなく、外はすでに暑く夜になって涼しくなるくらいだ。
「早いほうがいいと思う。次の連休あたりはどう?」
「そうだな。2人に確認してみるか。場所はどうする?」
もしかしたら雪也のとこ使えるかもしれない。
ただ、布団が足りないんだよな。
「雪也が一人暮らししてるから聞いてみるか。布団は持ち込まないと寝る場所ないんだ。」
「布団の予備ならあるから持っていこうか?浅木に聞くほうが先だな。」
俺はその言葉に頷いた。
「大丈夫だったら布団は頼むよ。明日にでも聞くか。」
その時、俺の携帯が鳴った。
発信者を確認すると雪也の名前があり、どうしたんだろうと思うけれどタイミングとしてはいい。
「雪也?どうした?」
『よかった。出た。週末時間ある?』
週末何かあったかなと俺は考えたけど、何も思い浮かばなかったからきっと何もないなと思った。
「大丈夫だと思う。何かあるのか?」
『英志と話してたんだけど、俺と瑞樹と英志と赤坂の4人で遊ぼうってなって。どうせなら泊りもいいんじゃないかって、俺が一人暮らししてるって言ったら、俺のとこでって話になったんだけど、どうかな?』
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