【3】パートナー

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金曜日、一度家に帰り着替えを持って、待ち合わせのコンビニに行った。 既に雪也が来ていて、コンビニの中で本を立ち読みしている。 中に入り雪也に声をかける。 「お待たせ。さすが早いな。」 「先に何か選んでおこうよ。」 確かにそのほうが早いだろう。 みんなで食べられるものと、自分たちのものを選んで籠に入れ始めた。 すると尚人も英志も中に入ってきて、先に選んでいる俺たちの所へ歩いてくる。 「雪也も瑞樹も早いね。決めておいたDVD先に借りてきたよ。」 「ありがと。お弁当と飲み物選んで、お金払ってくるから。」 まとめて払って、後で計算して割り勘にすることにした。 一応パンも買っておこうと思っていくつか選び、パンは俺が全部お金出すことにしようと思う。 食べなかったら雪也に食べてもらえばいい。 会計をした俺たちは雪也のアパートに向かった。 予備の布団は昨日運び終えているため、今日は着替えなどの軽い荷物ですんでいる。 ワンルームでも家具などが少ないためか、中は広く感じる。 台所に冷凍庫付きの小さめの冷蔵庫と風呂場に洗濯機、そしてテレビと机にノートパソコン。 服などは全てクローゼットに入っているらしい。 雪也の性格が出ているのか、来る度に部屋の中はきれいに片付いている。
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