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ここまでは公表はしないだろう。
してはいけないことだと思う。
≪Iタイプは元々一般の人です。遺能者になったというだけではあまり長くは生きられません。それを維持することが出来るのはIタイプを遺能者にしたOタイプだけなんです。いつどうなるかわからない以上離れると命に関わる危険があります。≫
また番組内で驚きの声が上がっていく。
そして目の前の２人にも。
「ただなるだけじゃダメなの？」
「だからパートナーなんだね。ずっと一緒にいなきゃならないから。ある意味結婚と同じようなものじゃない？好きになった相手がOタイプならいいけど、そうじゃないならきっと無理だよ。」
「うん・・・。」
雪也が言った言葉に英志も頷いて沈んでいた。
“２人が沈んでるね。俺たちもそろそろ覚悟決める時かもしれないよ。”
“まぁ、そうなるか。雪也の言葉からすると俺らなら一生一緒でも構わないとか言ってるようにも取れるんだよな。”
俺たちは俺たちでため息をつく。
“ある意味そうかもしれないね。俺は受け入れることにするよ。あとはいつ話すかだね。瑞樹は？”
“あれ聞いちゃうとな。俺も受け入れるよ。尚人、今日気を付けろよ？”
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