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思っていることが俺に聞こえているなんて知らないからな。
「えっと。俺初めてだけど。大丈夫。」
“俺は、瑞樹だけでいい。”
「とりあえずやること一応説明する。最初に今言ったように、雪也のを俺の中に挿れる。理由は、パートナーにするのに雪也を俺の身体に認識させなきゃならない。だからお前は俺の中に出せばいい。」
雪也の顔がまた赤くなった気がした。
それでも俺を見つめる目は逸らさない。
「うん。」
「後は俺がお前を抱く。ただ、キスはまだ出来ない。終わってからいっぱいしてやるから。解して挿れるけど、最初だから愛撫したりも何もない。時間はかかる。雪也が完全に変化が終わるまでやめないから覚悟はしろよ。」
かかる時間は10時間前後。
俺だけは起きていなければならない。
終わったら母さんに連絡しないといけないな。
マンションに住めるようにしてもらわないと。
「わかった、俺は大丈夫。瑞樹に任せるから。」
雪也にニッコリと笑って頷き、雪也の服を脱がせる。
自分も脱いで、ローションを手に取る。
両手につけて、片方を雪也の中へ、片方を自分の中へ指を挿れていく。
何度か使っている自分のほうは問題なさそうだった。
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