【3】パートナー

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膝を立てた状態で指を挿れているけれど、雪也の中はきつかった。 「雪也、力抜いて。」 緊張しているらしく、身体の力がなかなか抜けないな。 確かこの辺にあったはず。 雪也の中である場所を探す。 「あっ・・・な・・・何・・・これ・・・」 “やだ、何これ・・・おかしく、なる。” 「ここか。力抜けてきたな。指増やすよ。」 少しずつ解していく。 十分に解れるまで。 今しか時間を取れないから。 もういいだろうという頃には、雪也の勃ち上がる先端からは蜜が溢れだしていた。 指を引き抜き俺は雪也の上に跨り、起ち上がるそれを自分の中へと挿れていく。 腰を下ろしていくと最後まで挿ったとこで一度動きを止めた。 「中、熱い。」 “あぁ、嘘みたいだ。俺・・・瑞樹とシてる、凄い、気持ちいい。” 「そうか、動くよ。中に出せ。」 そう言うと雪也は頷いた。 無意識に自分の中の敏感な部分擦ってるけど、俺がここでイったらダメか。 危ないなと思い、雪也を優先した。 キュッと締めながら腰を動かすと、ドクンと脈打つのを感じた。 「瑞樹。出る・・・。」 “もう、だめ、気持ち良すぎる・・・。” 「出せ。」 勢いよく腰を下ろした。 すると中で熱いモノが放たれたのを感じた。 雪也が息を切らしている。 自分の身体に浸透していくのを感じ、落ち着くのを待った。
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