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膝を立てた状態で指を挿れているけれど、雪也の中はきつかった。
「雪也、力抜いて。」
緊張しているらしく、身体の力がなかなか抜けないな。
確かこの辺にあったはず。
雪也の中である場所を探す。
「あっ・・・な・・・何・・・これ・・・」
“やだ、何これ・・・おかしく、なる。”
「ここか。力抜けてきたな。指増やすよ。」
少しずつ解していく。
十分に解れるまで。
今しか時間を取れないから。
もういいだろうという頃には、雪也の勃ち上がる先端からは蜜が溢れだしていた。
指を引き抜き俺は雪也の上に跨り、起ち上がるそれを自分の中へと挿れていく。
腰を下ろしていくと最後まで挿ったとこで一度動きを止めた。
「中、熱い。」
“あぁ、嘘みたいだ。俺・・・瑞樹とシてる、凄い、気持ちいい。”
「そうか、動くよ。中に出せ。」
そう言うと雪也は頷いた。
無意識に自分の中の敏感な部分擦ってるけど、俺がここでイったらダメか。
危ないなと思い、雪也を優先した。
キュッと締めながら腰を動かすと、ドクンと脈打つのを感じた。
「瑞樹。出る・・・。」
“もう、だめ、気持ち良すぎる・・・。”
「出せ。」
勢いよく腰を下ろした。
すると中で熱いモノが放たれたのを感じた。
雪也が息を切らしている。
自分の身体に浸透していくのを感じ、落ち着くのを待った。
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