【3】パートナー

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「うん。家は大丈夫だと思う。」 それならすぐに片付けをして、行くべきだろう。 もうお昼だから買い出しは明日になってしまうかもしれない。 その時は夕食をどこかで食べるか買うかしよう。 「準備に時間がかかるかもしれないから、すぐにそれぞれの準備をしよう。」 急いで服を着た2人と布団を片付けて、尚人は英志を連れて先に行くからと帰って行く。 俺は自分の荷物を持って、雪也の荷造りを手伝い、残りは後でということにして俺の家に向かった。 帰ると母さんがいろいろと準備をしてくれている。 「ただいま。母さん、急でごめん。」 「いいわよ。雪也君、瑞樹をよろしくね。ほら、瑞樹は早く荷物まとめなさい。車で乗せていくから。」 雪也は母さんに笑顔で頷いていた。 地図じゃなくて車で乗せていってくれるのか。 途中で買い出し出来ないかな? そんなことを思いながら俺は荷造りをした。 荷物を持って降りていくと、雪也の荷物は車に乗せ終わったらしく、俺を待っている姿が見える。 楽しそうに会話をする2人を見て、すっかり仲良くなったなと思った。 車に荷物を乗せて、自分たちも車に乗り込む。 「買い物してから行くからね。ゆーちゃんが食材買ってきてくれるって言ってたからこっちは雑貨とか買っていくわよ。」
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