Omen of death

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それは、超難関な試験をなんとか乗り越えて入学してたった3日後に、突然訪れた。 まだ始まったばかりだというのにそれは起こり、そして幸か不幸か……奇跡が起きた。 ぼくは、たまたま起きた出来事をきっかけに、常識では到底有り得ない世界に踏み入ることになる。 それについてぼくは、己を嘆いているのか、呪っているのか、今でも分からない。 あの日、夜遅くまで出歩いていなければ…と後悔しているかもしれないし、していないかもしれない。 ただ……ひとつだけ。 ひとつだけ、自信を持って言えることがある。 ―――いったい誰が、このようなことが起こると予測できただろうか。
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