未定

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未定

あの日から 携帯が悲しい音しか歌わなくなった いつものメロディが 今にも聞こえそう… わからない事だらけで 悔しさだけが心に残る いつの間にかすれ違い 君が見えなくなって 信じられなくなっていく 自分にしか出来ない事を見失い 会うことに臆病になっていた やがて雨も上がり また君の好きな季節がやってきた 先を考えすぎて 明日が見えなくなっていた 僕は 鳴らない電話より 小さくなって もうあの歌は歌えない… 僕の選んだ言葉達は 君とは違う 自分を見失って 本当の自分が分からなくなっていた 何かが 悪い訳じゃ無い ただ 答えは見つからない どんな言葉を並べても どんな歌も 今は聞きたくない 後悔するには遅すぎた 鳴らない携帯以外 変わらない現実に 戸惑いながら
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