序章

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「朔良」 随分と低くなった、その声で。 あんたは私の名前を優しく呼ぶの。 名前。 その響きは他の何にも勝らない。 どんな人ごみの中でだって私はそれを拾ってみせる。 この気持ちに気付くのはいつ_____?
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