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『ねぇ、今光ったのなんだろう?』
『行ってみる?』
『こんな時間に出歩くと、不良?扱いになって捕まっちゃうよ!』
『だから、行ってみたいんじゃん!』
『あっ!もう…ちょっと!私も行く!』
二人の女子高生は、月明かりの下…学校の方に向かって行った。
『バレてないよね?』
『早く帰ろうよ…』
『待って、なんか光って無い?』
青白い光が微かに見えた。
『ねぇ、人?』
小さな声で言った。
『静かに…』
活発そうな女子高生が、言葉を遮った。
『どうする?追ってみるか?』
『ダメだよ、じっとしてよう』
二人は、伏せながら…それが離れて行くのを待っていた。
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