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翌日、遊と咲久は学校の食堂にいた。
『昨日の…』
『ちょっと、相席いいかなぁ?』
『えっ、はい』
咲久が言った。
『あっ、昨日の!』
遊が驚きながら言った。
『しっ、静かに話しましょう!』
澤井瞬(さわいまどか)が、制しながら言った。
『私は、澤井瞬』
『何処かで聞いた名前…』
『生徒会長だよ!』
咲久が言った。
『そうか!』
『静かに』
『はい…』
『君達は、一年生だね?』
『はい』
『昨日の事は、誰にも言ってないね?』
瞬が二人を交互に見ながら言った。
『はい、言ってません!』
『言われた通りに…』
『なら、良かった』
瞬は、少しホッとした。
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