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「ん?」
「フロスト領に一旦帰り再びこちらにお邪魔させていただきたいのです。恥ずかしながらフロスト領では思いつかないような施作をされていて、大変勉強になります」
「おーなるほど!良い心がけじゃな!うむ確かに王であるわしから見ても、ユウヒ殿の領地は素晴らしいと思う」
「…王様がそうおっしゃるのであれば…」
レイナとフラウはにこやかに笑っているだけで、何も言ってこない…。嫌じゃないのかな?
「本当ですか?ありがとうございます」
手を出さなければ問題はない。…はず…
次にリスナ一族のテーブルへ。
「何か言われた…ユウヒ」
「ちょっとナンシー先輩の件でな」
「そう。王様から言われたら…ねぇ…。なるようにしかならないと思うわ」
「まだ二人にしかわからない会話をして!私もご主人様の嫁なんですからね」
「悪かったシェリー。夜に話そう」
「はい!」
ナンシーを見ればお互い視線が合い、ナンシーは気恥ずかしそうに下を向いた。
まさかな…。そういう話が上がったからちょっと意識しただけだろう…
しかし王様もノリノリなのが不思議だ…
披露宴も無事に終わり夜を迎えた。
風呂を済ませベッドでゆっくりしていると
トントンッ
嫁達が思い思いの下着姿で扉から入って来た。
その姿にアレはすぐに戦闘態勢に移行し、嫁達を相手に猛威を奮ったのだった…。
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