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「でもそれだけで究極とか…」 神様はニヤリと笑う。 「全ては無から始まった。創造神様は少し手を加えたにすぎず、そこからは自然に星や生き物が発生したのだ。つまり究極魔法を極めればなんでもできる…まぁ無理な話だが…。長年神をやっているわしでさえ極めることはできていない」 「…そっかぁ。まぁ創造魔法だけでも十分にやっていけそうだけど、もしかして創造したいものの構造がわかっていないと…」 「勿論創れない。頭の中で思ったものを出してもその形だけのはりぼてになる」 「もしかして…俺…詰んだ…」 「まぁそう気を落とすな。コピーという能力と創造魔法を組み合わせれば、コピーしたものは何でも一瞬でだせるようにした」 「ええ、わかります。チートってやつですね」 「まぁ今回はわしの責任じゃからの、これぐらいはせんとな。あと一緒に地球に一旦降りるぞ。そこで武器等コピーしまくれば大丈夫じゃな」 「でもそれって、俺以外の奴らが手にしたらまずい気がするが?」 「安心せい。魔力を流しているときだけしか顕現せんようになっておる。ついでにお主の持ってきたエアガンも魔力弾を撃てるようにしておいたぞ。普通の弾にも換装可能じゃ」 「でも簡単に一般人が触れる所なんて…」 神様は得意気な顔になる。 「わしは神様じゃぞ。気づかれぬようになんて朝飯前じゃ」 「…それじゃあ、俺は存在を消されなくてよかったんじゃ…」 「…すまぬ…。それより地球へ向かうことにするぞ、最初は軍隊の基地じゃ」
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