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薄情な智也の反応に項垂れて居たら
智也が俺の後ろを見て口を開いた
と同時に教室が騒がしくなった
智也「おい来たぞ佐々木先輩」
七夏「これは夢だこれは夢だこれは夢だこれは夢だこれは夢だこれは夢だこれは夢だ」
呪文のように呟いていた俺の姿を見て変な物を見る目で見てきた
智也「お前キモいぞそれ」
七夏「うるせぇッ!!そう言うなら変われよ」
颯斗「そんなに怯える必要ないからな」
七夏「ッ!!」
いつの間にか俺の後ろに立っていた佐々木颯斗が話し掛けてきたので気づいていなかったためビックリした
そんな俺の反応を見て佐々木颯斗が笑っていた
智也が俺の横に来て耳打ちした
智也「なぁお前ってこの人の事好きなんだろ?」
七夏「馬鹿ッ!!それとこれとは話しが別だ!!」
俺が智也の頭を叩いたら智也に頭を叩き返された
そんな俺達のやり取りを見ていた佐々木颯斗・・・・長いので佐々木先輩は眉を寄せ話し掛けてきた
颯斗「なぁもういいか?もうそろそろ出ねぇと間に合わねぇんだが」
智也「あぁ、全然大丈夫ですよじゃあまたな」
そう言って佐々木先輩に頭を下げ走り去って行った智也に何も文句を言えなかった
颯斗「じゃあ行くか」
そう言って俺の手を引き教室を後にした
佐々木先輩は車で通学しているらしく車に詰め込まれ俺は質問した
七夏「あの今からどこ行くんですか・・・・」
颯斗「何処ってドラマの撮影現場」
七夏「えっ?」
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