第1章

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 そんなこんなでやさぐれ主人公の我がままにより、友ちゃんは渋々再度出演する事となり、再び放課後の教室で話し合う事となった。 「この動画アプリそれにしてもプロも多いなぁ。友ちゃんどいつからヤろうか?」 「物騒だよ!誰も殺さないし倒さないよ!ただ笑わせるだけなんだから。あとグリンピース鼻に詰めないで!青臭いから!」 「友ちゃんが渋った所為で、ランキングが今や80位まで落ちたよ。周りにいるの一発屋芸人しか居ないじゃない!雑魚がぁ」 「失礼だよ!そもそも芸人さんと肩並べてる時点ですごいと思うんだけど。ツナ缶嗅いでハァハァしないで」 「ツナ缶より偉い物がこの世に有ると思って居るのか!!」 「知らないよ!とにかくネタとか考えないとランキングが外れる前に(100位以下はポイント表示のみ)」 「ツナ缶より偉い物がこの世に有ると思って居るのか!!」 「もういいよ!このくだり!テンドンとか文章じゃ解りにくいよ!!」  そんなやり取りをしつつ、今度は二人で漫才をしようと言う話になっていた。(と言うか主人公なのに目立っていない事が気に入らないという不純な動機があったらしい)
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